恋と殺人

眠りの森 (講談社文庫)
(小説の感想36) 眠りの森 ★★★★☆
『美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。』
事件を取り巻く人間模様と、ミステリー要素はさすが東野圭吾。飽きさせない設定で、完成度の高いストーリーにいつも引き込まれます。ミステリー要素自体は、それほど深くはありませんが、十分楽しめました。加賀恭一郎と浅岡未緒がどうなったのかが気になりますね。★は4つ。