2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ガリレオと少年

(小説の感想6) 真夏の方程式 ★☆☆☆☆ 東野圭吾の推理小説。ガリレオシリーズ第6弾。文庫で新刊が出ていましたので、すかさず買ってしまいました。映画化もされるようですね。 『夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方…

御手洗潔 ゼロ

(小説の感想5) 異邦の騎士 ★★★☆☆ 久しぶりにミステリー小説読みたくなって読み漁った第5弾。占星術殺人事件で、島田荘司の本を久しぶりに読んだので、島田荘司から次の本を探すことにしました。 『失われた過去の記憶が浮かび上がるにつれ、男はその断片的"…

旧東ドイツへの郷愁

(映画の感想88) グッバイレーニン ★★★☆☆ この映画は、しゃべくり007というテレビ番組で、原田泰造が薦めていたのがきっかけでした。ドイツ映画はほとんど見た記憶がないのですが、上記のようなきっかけで面白そうだと思い、TSUTAYAでもしゃべくり007推薦作品…

リメイクが前作を超えることは稀

(映画の感想87) アメイジングスパイダーマン ★☆☆☆☆ スパイダーマンと言えば、トビー・マグワイア主役の3部作がありました。第4作目が予定されていたのですが、監督が降板したことにより白紙になり、新監督を招聘してシリーズをリブートしたということのよう…

霧ホラー

(映画の感想86) ミスト ★★★★★ 『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』に続く、スティーヴン・キングとフランク・ダラボン監督のコンビ作。前2作も有名な作品ですが、それらは感動作系でした。一方、本作は本来のキングであるモダン・ホラーの巨匠なら…

アマチュア無線の向こう側に

(映画の感想85) オーロラの彼方に ★★★★☆ 時空飛び越え、タイムパラドックス系のSF。以前、『バタフライ・エフェクト』という、この手の傑作に出会って、時空系SFは丁寧に作れば面白いなと感じていました。この、オーロラの彼方に、も評価が高かったので以前…

バリ旅行 まとめ(3)

3日目。もう最終日。うーむ、やっぱり短いですね。まあ全行程4日で、内2日は移動なので、仕方がないのですが。 3日目、ホテルの部屋で目覚めると、外は少し曇っていました。しかし、よく考えてみると、2日目も朝はかなり曇っていましたが、昼前からかなり晴…

バリ旅行 まとめ(2)

2日目。アヤナ・リゾートの部屋で目覚めると、まずはベランダからホテルの風景を観に行きました。昨日は夜遅くで全景が見えなかったので。うーむ、素晴らしい。リゾート!色々な花が咲いていて、鳥が沢山います。鳥の鳴き声も沢山聞こえました。ツバメっぽい…

バリ旅行 まとめ(1)

2013年の9月末まで、3連休と1日有休を利用して、3泊4日でバリに旅行に行ってきました。久しぶりに海外旅行したいねー、と夫婦で言ってたんですが、なかなか決めれず、盆休みに行くのは高いなぁとか何とかぐだぐた言っていました。1か月半ぐらい前の8月初めに…

エログロだけど…

(小説の感想4) 殺戮にいたる病 ★★★★★ 久しぶりにミステリー小説読みたくなって読み漁った第4弾。Amazonで評判が良かったので読みました。作家の我孫子武丸のイメージは、僕の中では『かまいたちの夜』だったので、今回初めて、彼のちゃんとした書籍の推理小…

実話の脱出劇

(映画の感想84) アルゴ ★★★☆☆ 第85回アカデミー賞作品賞受賞作品ということで興味を惹かれ観ました。CIAが最高機密情報として封印していた衝撃の実話に基づくサスペンスらしいですね。 『1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、過激派グルー…

節目

(映画の感想83) 007スカイフォール ★★★☆☆ 007、生誕50周年を迎えて、新たな幕開けを描いたシリーズ第23作だそうです。ダニエル・クレイグが演じるようになってからの007が好きで、カジノロワイヤル以来欠かさず観ています。 『MI6のエージェントのジェームズ…

妹に食べられたプリン

(映画の感想82) 時をかける少女 ★★★★☆ もともとは筒井康隆の原作本があるみたいですね。あと実写版も。そちらは見たことがありませんが、このアニメ版の評判がとても良かったので、興味が沸いて観ました。 『高校2年生の紺野真琴はある夏の土曜日の実験室で…

石鹸と暴力

(映画の感想81) ファイトクラブ ★★★★☆ 弟が好きな映画で、高校生ぐらいのときに部屋にポスターを飾っていました。オチが秀逸で面白いとのことでしたが、暴力系なストーリーと、DVDの表紙の石鹸(笑)にいまいち馴染めず、観ていませんでしたが、この度、観るこ…

天賦の才と狂気の同居

(映画の感想80) アマデウス ★★★★☆ 第57回アカデミー作品賞ほか、全8部門を受賞した1984年の作品。前々から気になっていたのですが、少々長い(158分)ということで敬遠していたのですが、ついに観ました。 『1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自…

暗躍する数学教授

(映画の感想79) シャーロックホームズ・シャドウゲーム ★★★☆☆ ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウのペアの、シャーロックホームズとワトソン。前作の第1作目を観ていましたので、続き物として一応観ました。 『世界各地で連続爆破事件が発生。謎を追う…

タイトルがGood

(小説の感想3) 聖女の救済 ★★★★☆ 東野圭吾の推理小説。ガリレオシリーズ第5弾。東野圭吾はとても好きな推理小説家ですが、特にガリレオシリーズは欠かさず読んでます。中でも、「容疑者Xの献身」はとても良かった。本作もガリレオシリーズということで読みま…

モ・クシュラ

(映画の感想78) ミリオンダラーベイビー ★★★★☆ アカデミー賞受賞作ということで、以前から気になっていた作品です。正直なところ、クリントイースドウッド監督の作品は、グラントリノやミスティックリバーなど、何作品か観ましたが、自分に合うかというと微…