2016-01-01から1年間の記事一覧

 ファン待望7作目

(映画の感想186) スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒 ★★★★★ 『第2デス・スターが破壊されたエンドアの戦いから約30年後。銀河帝国が滅びる大きな要因を作ったとされるジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消した。その間、銀河帝国軍の残党…

 死からの逃避行

(映画の感想185) ファイナル・デスティネーション ★★★☆☆ 『クラスメートや教師たちとフランスへの修学旅行に心ときめかせていたアレックス。そこは離陸寸前の飛行機の中。が、その瞬間、飛行機は大爆発。それは夢だったが、これから飛行機が実際に離陸する直…

 オムニバスロマンス

(映画の感想184) ラブ・アクチュアリー ★★★★★ 『12月のロンドン、 人々は幸せなクリスマスを迎えようと、ささやかな夢を胸に毎日を過ごしていた。秘書に恋をした英国首相、義理の息子との関係に悩む父親、ポルトガル人のメイドと恋に落ちる小説家、夫の浮気…

 暗黒面に堕ちる

(映画の感想181-183) スターウォーズ 1・2・3 スターウォーズ エピソード1 ★★★☆☆ スターウォーズ エピソード2 ★★★★★ スターウォーズ エピソード3 ★★★★★ 『舞台は前3部作からさかのぼること約30年、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの少年時代…

 恋と殺人

(小説の感想36) 眠りの森 ★★★★☆ 『美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未…

 ド根性ドラム

(映画の感想180) セッション ★★★★☆ 『名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャーだった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴…

 まじめ

(映画の感想179) 舟を編む ★★★★☆ 『玄武書房に勤務する馬締光也は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志など個性…

 I'll be back

(映画の感想178) ターミネーター2 ★★★★★ 『前作で結ばれた、サラ・コナーと未来から来たカイル・リースとの間に出来た息子ジョンこそ、未来での機械との戦争で人類を導く指導者だった。そして、機械たちはジョンの暗殺を目論み、再び1994年ロサンゼルスにタ…

 殺し屋

(映画の感想177) レオン ★★★★★ 『ニューヨーク。レオンは依頼ひとつで相手を確実に暗殺するプロの殺し屋。レオンの隣に住む12歳の少女マチルダは、愛する弟とその他家族を麻薬取締局のスタンスフィールドらに殺されてしまう。その場に居合わせたレオンはマ…

 神になる過程

(映画の感想176) パッション ★★☆☆☆ 『紀元前1世紀のエルサレム。十二使徒の1人であるユダの裏切りによって大司祭カイアファの兵に捕らえられたイエスは、救世主を主張する冒涜者として拷問され始める…。』 うーむ、ひたすら残酷な、えげつない作品。自分はキ…

 切れ目なし

(映画の感想175) バードマン ★★★☆☆ 『かつてヒーロー映画「バードマン」で一世を風靡した俳優リーガン・トムソンは、落ちぶれた今、自分が脚色を手掛けた舞台「愛について語るときに我々の語ること」に再起を懸けていた。しかし、降板した俳優の代役としてや…

 息子はどこに

(映画の感想174) 永遠のこどもたち ★★★☆☆ 『孤児院で育ったラウラは、長らく閉鎖されていたその孤児院を買い取り、障害を持つ子どもたちのホームとして再建しようと夫のカルロス、息子のシモンとともに移り住んでいた。だが、シモンは遊び相手のいない寂しさ…

 銃社会

(映画の感想173) ニューオーリンズ・トライアル ★★★★☆ 『ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、最後には自殺した。そして、この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローアを雇って、犯人の使用した…

 父と子の確執

(映画の感想172) ジャッジ ★★★★★ 『金で動く辣腕弁護士として知られるハンク・パーマーは、絶縁状態の父ジョセフが殺人事件の容疑者として逮捕されたことを知る。判事として42年間も法廷で正義を貫き、世間からの信頼も厚い父が殺人を犯すはずがないと弁護を…

 犯人は3人の誰か

(小説の感想35) 私が彼を殺した ★★★★☆ 『婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカ…

 カジノ強盗

(映画の感想171) オーシャンズ11 ★★★☆☆ 『4年の刑期を終え、仮釈放されたカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは、すでに次なる標的を決めていた。それは、ホテル王ベネディクトが経営するラスベガスの3大カジノの巨大地下金庫に眠る総額1億5000万ドル。計画遂…

 UFO

(小説の感想34) 女王国の城 ★★★☆☆ 『舞台は、急成長の途上にある宗教団体“人類協会”の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。様子を見に行こうと考えたア…

 グレース・ケリー

(映画の感想170) グレースオブモナコ ★★☆☆☆ 『女優を引退しモナコ大公レーニエ3世と結婚した公妃グレースは、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴ…

 有栖川・火村の短編

(小説の感想33) 英国庭園の謎 ★★★☆☆ 『資産家の人知れぬ楽しみが、取り返しのつかない悲劇を招く表題作。日本中に大パニックを起こそうとする“怪物”「ジャバウォッキー」。巧妙に偽造された遺書の、アッと驚く唯一の瑕疵(かし)を描いた「完璧な遺書」──おな…

シュワちゃん復活

(映画の感想169) ターミネーター 新起動/ジェニシス ★★★★☆ 『2029年、ロサンゼルスでは人類抵抗軍が人工知能による機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。1997年、機械軍による核ミサイルで30億人もの命が奪われた“審判の日”以来の悲願がかなうときが…

死刑制度廃止運動

(映画の感想168) ライフ・オブ・デビッド・ゲイル ★★★★☆ 『アメリカ、テキサス州。大学の哲学科で教鞭を執る人気教授デビッド・ゲイルは、妻と息子を愛する良き父親であり、死刑制度反対運動に熱心に取り組む活動家でもあった。その彼が、今は活動団体の同僚…

恋人の過去

(小説の感想32) むかし僕が死んだ家 ★★★☆☆ 『「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だっ…