「太陽は地球の周りを回っている」…小学生の4割

一見すると「おいおいちゃんと教育してるのか」と思いがちだが、案外そんなもんかもしれない。
また錬金術師さんが言われていることにすごく共感した。だいたい、「地球は青かった」ってガガーリンが言って、またスペースシャトルから撮った映像があるからまだ信じられるけど、地球が丸いのか青いのかさえわからないのだ。
こういうことは生物学の世界でもたぶん多いだろう。例えば、レビューを読んでいて、「多くの研究者がこのモデルを支持している」とか「〜が〜年にAがBであることを示した」とか書いてあって、元論文をたどってみると、あまりたいしたデータがない場合がある。レビューを鵜呑みにすることはとても危険だと最近よく感じる。情報を丸呑みにしては危ない。それを見分ける力をつけなければ。或いは疑う力をつけなければ。
ちょっと話がそれるけど、現代社会において「消費者に必要な情報を届ける」サービスってあんまりないような…。必要じゃない情報はわんさか来るけどね。こういうことをちゃんとビジネスにすれば儲かるんじゃないだろうか。例えば、いつも買ってる漫画があるとする。週刊誌やネットで調べないと次の巻の発売日とかわからないのでいつもめんどくさい。次の巻の発売が決定したら「何月何日に最新巻発売!」ってメールが来るとか。できれば消費者がほしい情報を詳細に指示できるシステムがほしいな。他にも先日日記に書いたゲームの最新版とか。ゲーム情報雑誌やサイトを見ないと情報が得られないが、定期的に見るのもめんどくさいし。
個々の店がそういうサービスをしている場合はあるだろうけど、一括して行うビジネスがあったっていいんじゃないだろうか。
ま、でも結局は情報を見分けられる個人の眼力が重要になってくるとは思うけど。見分けられない人は悪意を持った人によって罠にはまりお金を取られていく…。