分子生物学の成立 アルブレヒト・コッセル

アルブレヒト・コッセル(Albrecht Kossel) ドイツ (1853〜1927)
ドイツの生化学者。ミーシャーが発見したヌクレインに注目し、その分析研究を始める。それによって、1892年にアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)という4種類の塩基があることを確認し、この塩基と結合する五炭糖という糖の存在も明らかにした。  

1910年、『蛋白質核酸に関する研究』によりノーベル医学・生理学賞受賞。