雑記

一昨日自分のプログレセミナーが終わった後に、研究員の方と学生の先輩と「卒業後の進路」について、シビアな話をした…。まず、僕は理学部上がりの人間なのだが、とにかくあの理学部は就職活動というものをまったく手助けしてくれない。あれほどまでノータッチな大学も珍しいのではないだろうか。こんな話を聞いたことがある。理学部は一握りの天才を望んでいて、一学年300人いたら数名は天才までは行かずともずば抜けた人物がいるらしい。それを育成(発見?)するのだと。これってスクリーニングみたいだよねぇ(笑)他の人はどうなるんだろう。考えただけでもガクブルだ。
次に、今の研究所には何十人ではない何百人ものポスドク・研究員の人がいる。その全てが独立したボスになれるとは到底思えない。その場合、溢れた人の進路はどうなってしまうのだろうか。考えただけでもガクブルだ。アカデミックをやめて企業や省庁に行ったという話もほとんど聞かないし。企業などへ就職すると考えると年齢というのは非常に重要なポイントだ。若ければ若いほど得なのは間違いない。また、学部を出る時、修士を終える時、博士を終える時、この三つが重要な節目かもしれない。最後の節目がやってこようとしている…。やれやれだぜ(by空条承太郎)