内定者の集まり

先日、内定者の会があった。第一の感想は疲れた。何十人もの見知らぬ人間と接するのは苦手だ…。学部・修士の若い人達が多くて、正直話についていくのがやっとで(ついて行ってなかっただろうな)、若いノリに敵わない。年齢のせいじゃなくて、性格のせいかもしれないが。ま、いろんな人がいるんだから、いいさ、いいさ、気にするな。
博士課程の人は4人いた。生物系が2人と、化学系が1人、物理系が1人。博士課程の人はさすがに雰囲気が合った。やっぱり年齢のせいなのかな?
生物系の修士の人間も結構いた。面白いのは、みんな口を揃えて、「ポスドクという選択肢はなぜ取らなかったのですか?」と聞いてくること。博士課程と就職を天秤にかけた修士の人もたくさんいたように感じた。なので、博士課程の人間で、ポスドクコースを選ばなかった人間の、その理由がとても気になるようだった。ポスドクに関しての彼らの意見は「大学の研究室にいるポスドクの方々は悲惨に見える。苦労に対する給与と待遇が見合っていない。ああなりたいとは思わない。」とのことだった。ただし、研究・開発といった職業に関して、博士の学位があった方がいいとは強く感じているようで、学位取得に対して「可能性があるなら論文博士を狙いたい」や「企業として学位取得を推してくれる制度があれば…」と思っている人も結構いた。
正直なところ、入ってみないとわからないことはわかっているが、「どうなんだろうか…」「楽しくやっていけるだろうか」と少し不安に思ったことは否めない。