学位申請

最近、忙しくて日記書く暇がありませんでした…。
というのも、1月の学位申請に対して学位申請論文を書いてます。また同時に論文の投稿も行っています。そのアクセプトが間に合えば1月に申請、間に合わなければ遅延。間に合った場合を想定して学位論文を用意してます。
思い返せば、去年の12月に1年後このようになることはまったく想像もできませんでした。この点に関しては、神様に感謝するしかありません。まったく、人生ってやつは奇妙なものだと最近よく思います。


今日は、あまり熟考せず、タラタラと書きます。熟考したらなかなか書けなくなってしまうので(笑)


リクナビなどで見ていても、去年僕自身が就職活動していた時よりも、募集人材の所の、「博士課程」という記載が非常に増えました。これは博士課程の人の就職の理解がより改善された兆しの一つではないかと思います。
ところで、近頃よく思うのは、「新卒」という言葉。どうして企業はそれほど「新卒」にこだわるのでしょうか。自分が人事の立場になって、変な人材を登用したら業績がマイナスになると仮定すると、確かに「変な」人材である可能性が高い既卒や中退生を採用するリスクは怖い。
しかし、博士課程の人間を採用せんとする企業は、大なり小なり、博士の専門性や経験を買って採用しようと考えているはずです。また学位に対してはそれほど優位性を感じていないはずなのに。ならばどうして「新卒」なんぞにこだわるのか。若い方がいいのは非常によくわかるけど、それならば年齢制限を用いればいい事なのに。そうすれば、博士課程中退の人、新卒の人、留年の人、ポスドクを一期やってみたけど企業転身しようと思う人、そうした人を取り込めるチャンスが広がるのに。「新卒」に絞ることが優秀な人材登用と直結するとはとても思えませんが。よくわかりません。
しかし中にはそういった募集要項に変化を加えてきている企業も見ることができました。例えば、製薬企業のある会社などです。

2008年3月に修士又は博士課程修了予定の方もしくは修了後2年以内の方

これは斬新な書き方だなと思いました。このように許容範囲が広がっていけばアタックしやすいのではないでしょうか。
ただし、もちろん以前も書いたように、文面に現れているのは建前なので、条件を満たしていなくてもトライすることは重要だと思います。