前に見たものなど

(映画の感想20)　シービスケット　★★★★☆
じんわり来るような、いい映画でした。大恐慌時代のアメリカに実在した競走馬シービスケットと、それを取り巻く3人の男たちの姿を描いた話。小説が元になっているようです。
大恐慌という、世界がネガティブに引き込まれている状況で、人々の希望のように走るシービスケットはとても感動しました。また、人生に訪れる挫折と復活。そのテーマもとても良かったと思いました。ちなみに、スパイダーマンのトビー・マグワイアが出ています。★4つ。

(映画の感想19)　クラッシュ　★★★☆☆
アカデミー賞作品賞受賞作ということで見たのですが、最初見終わった後は「なんだこれ」という感想でした。一つの町の中で、人間関係が複雑に絡み合い、相互関係していく。その中に、アメリカが抱える黒人差別や偏見などが織り交ぜられているというストーリーでした。冒頭で、交通事故が起きて、それがスタートになるのですが、ミステリー好きな僕の思考が、「その裏にどんな裏のストーリーが！」と勝手に期待してしまったので、その後はある意味がっかりしました。そういう、事件の一点集中型の謎解きストーリーではなく、人と人との関係が、全体的に描かれているストーリーでした。見終わった直後は低評価だったのですが、意外と後からじんわりと良さが感じられました。★3つ。

(映画の感想18)　ボーン・アイデンティティー　★★★☆☆
最近映画で上映されたボーン・アルティメイタムは3作目で、アイデンティティーが1作目。スプレマシーが2作目の、3部作です。前から気になっていたのですが、アルティメイタムが非常に好評のようでしたので、1作目から通して見ようと思いました。まだアイデンティティーだけしか見てません。
アイデンティティー自体は、サスペンスとしては、まぁ、まあまあかなという感想。ただ、マット・デイモンの格闘シーンはとても見ごたえがありました。スプレマシーと、アルティメイタムが楽しみです。★3つ。