RAGE

28日後...(特別編) [DVD]
(映画の感想100) 28日後 ★★☆☆☆
バイオハザード系のSFホラーが結構好きです。ホラーというジャンル自体は、特によくわからない殺人鬼やお化けが襲ってくるやつは、好きではないのですが、そこにSF要素が加わると一気に面白くなりますね。どうやって破滅的な状況が引き起こされたのかという、その設定の論理的根拠作りの部分に興味が沸きます。
『怒りを抑制する薬を開発中のとある霊長類研究所。ある夜、精神を冒し即効性の怒りを発するウィルスに感染している実験用チンパンジーが、侵入した動物愛護活動家たちによって解放されてしまう。その直後、活動家の一人がチンパンジーに噛まれて豹変、仲間に襲い掛かる…。28日後。交通事故で昏睡状態に陥っていたバイク・メッセンジャーのジムは、ロンドン市内の病院の集中治療室で意識を取り戻す。ベッドから起き廊下をさまようジムだったが、院内にはまったく人の気配がなかった。人の影を求めて街へ飛び出したジムは、そこで驚くべき光景を目にする…。』というストーリー。
パニックホラーなんですが、同時にどこかのどかな、悪く言えば現実感のない場面がいくつかあって、疑問がいくつも沸きました。感染すると1分以内に狂暴化する設定が、生物学的に考えるとちょっと無理があるんではないかとか。あと、新しい場所に着いて、いつ感染者達が襲ってくるかもしれない場所で、一人でうろうろ歩き回ったりというのは危機感が少し足りないんじゃないかとか。ということで、まあ★2つぐらいか。