父と子の確執

ジャッジ 裁かれる判事 [DVD]
(映画の感想172) ジャッジ ★★★★★
『金で動く辣腕弁護士として知られるハンク・パーマーは、絶縁状態の父ジョセフが殺人事件の容疑者として逮捕されたことを知る。判事として42年間も法廷で正義を貫き、世間からの信頼も厚い父が殺人を犯すはずがないと弁護を引き受けるハンクだったが、調査が進むにつれて疑わしい証拠が次々に浮上し…。』
法廷サスペンスかと思いきや(その要素もありますが)、真犯人を探し出すどんでん返し系の映画かと思いきや、ヒューマンドラマとしての色合いが濃い映画でした。父と子の確執、兄弟のいざかい、そういうものを乗り越えて、主人公が原点に立ち戻り、自分探しするというところが見どころだと思います。とても感動的でよくできた脚本でした。★5つ!