韓国3日目

lanzentraeger2004-02-19

まず朝飯はコンビニで買ったパン。適当に買ったら(文字が読めない)アンパンだった。
さて今日は板門店ツアーだ!板門店とは韓国と北朝鮮の国境にある共同警備区域JSAのことを指す。ソウルから1時間ほどしか離れていない。ちなみに韓国人は板門店には行けない。言葉が通じるかららしい。韓国のツアーガイドの朴さんはとても行きたがっていた。
まず、統一展望台に行く。ここは北朝鮮の風景が眺められる唯一の展望台だ。面白いのは、この展望台から北朝鮮の村が見えるのだが、そこには誰も住んでいないということ。宣伝用の村らしい。
さていよいよ板門店へと入る。いくつもの検問所を通り、バスを乗り換え、国連のキャンプから板門店へと入る。写真撮影なども厳格に制限された。バスを降り、自由の家という観光客用展望台から眺める。韓国人兵士と北朝鮮兵士が見えた。また南北の国境であるコンクリートの出っ張りも。
軍事停戦委員会議場(国境をまたいで建っている青い建物)に入る。中には2人の韓国人兵士。そして窓の外には2人の北朝鮮兵士が立つ。とても緊張感があった。ここは北へと国境をまたげる唯一の場所でもある。この会議場で1953年停戦協定が結ばれた。
1976年のポプラ事件以前はJSAは共同統治であった。つまり、南北の警備兵が自由に行き来できた。しかし、ポプラ事件以後境界線を越えることが禁止された。
知らなくてとても恥ずかしいのだが、南北朝鮮は停戦状態にあるということを知った。つまりまだ戦争は続いている。そのことが絶えず緊張感を生み出しているのだろう。また南北のトラブルも結構頻繁に起こっているというのも驚きだった。漁業区域に関するトラブルにより民間人に犠牲者が出ているし、韓国大統領暗殺未遂や、大韓航空機撃墜なども起こっている。
ツアー自体は7時間ほどの長いものだったがとても有意義だった。平和的解決によって南北統一が実現することを願いたい。
夜は南大門にまた繰り出して、屋台でトッポッキやチヂミ、餃子を食べた。とてもおいしかった!その後地元のお店に入り、トックやチヂミ、豚マンなどを食べた。この店はとてもおいしかった!