2006-02-10 博士の愛した数式 映画,本,音楽など 博士の愛した数式 小川洋子 読み終わった。そんなに長くなかったので気軽に読めた。最近、超有名な本だが、評判通り、ほんわかしたいい話だった。☆☆☆☆★ ルートという子供を通じて、博士、家政婦、の三人の身近なドラマを詠う。無機的であった数字が、有機的に感じられることはとても新鮮。80分の記憶に関しては、少々「ん?」と思う所もあったが。記憶に関して深く突き詰めるようなサスペンス・スリラー要素はない。だからこそ良いのかもしれない。 サスペンスでは、メメントという映画があった。あれは傑作だった。