9.11で失ったモノ

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(映画の感想66)　ものすごくうるさくてありえないほど近い　★★★★☆
Yahoo!映画の評価がとても高く、気になっていました。とても奇妙な、長い題名で、それも興味をそそりました。
『少年オスカーは、大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くす。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。』というストーリー。
強過ぎる感動を与えるわけではなく、少年の成長と共に、ゆっくりと感動を伝える感じの映画でした。しかし、心の傷を表現する場面はとても力強く表現され、胸にズキンと来る感じでした。日本人ですから、アメリカ人にとっての9.11事件のイメージとは異なるイメージを持っているのは当然ですが、アメリカ人が持っている辛いイメージを少し共感したような気がしました。辛い思いが表現されながらも、少年が前向きに頑張っていく姿は感動的でしたので、★は4つ。