ループもの+イカレた精神病患者

12モンキーズ [DVD]
(映画の感想134) 12モンキーズ ★★★★★
『1996年に発生した謎のウィルスにより、全人類の約99パーセントは死滅した。そして2035年、地下に住んでいた人間たちはその原因を探るため、一人の囚人を過去へと送り出す。糸口はたったひとつ、“12モンキーズ”という謎の言葉のみだった…。』というストーリー。
素晴らしい!様々な伏線の配置と見事な回収。2時間観客の興味をがっちりと惹きつけて離さない素晴らしい構成と独特の作風。最後のオチも、作風全体の雰囲気を壊さず、落としどころ良く、素晴らしい。また、何と言ってもブラッド・ピットのクレイジーな演技が驚異的でした。ストーリーとしては、バタフライ・エフェクトなどに代表されるいわゆるループもの。未来と過去で少しずつ謎が明らかになり、最後のオチへと導かれる。ということで、文句なしの★5つ!