マジックショー?

グランド・イリュージョン [DVD]
(映画の感想157) グランド・イリュージョン ★★★☆☆
『マジシャンとして一流の腕を持つアトラスは、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディランが捜査を始めるものの…。』
派手さを追求したあまり、またマジックという題材を取り上げてトリッキーな演出とどんでん返しを狙い過ぎたあまり、脚本の造りこみや現実感が置いてきぼりになり、完成度が低くなった作品だと思いました。マジックに関して言えば、現実的な範囲でのトリックにするのか、それともそれを超えてSFにするのか中途半端であり、また犯人が仕組むにしてもやり過ぎだろうという感じが否めませんでした。あんまりやり過ぎると冷めるんでしょうね。ということで、派手さは楽しめましたが、★は3つ。