エイプはエイプを殺さない

猿の惑星:創世記(ジェネシス) [DVD]
(映画の感想156) 猿の惑星:創世記ジェネシス) ★★★☆☆
『現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。』というストーリー。
猿の惑星の原点を綴ったストーリー。アルツハイマー病の新薬の動物実験として投薬されたシーザーが高度な知能を持って行く、というストーリーでした。人間の善の部分と悪の部分が描かれ、それが猿対人間の戦いにつながっていくのですが、主人公の葛藤などが絡まり、見応えはありました。ただ、バイオハザード系のこの手の話は、どうしても、製薬企業が生み出した新薬の予期せぬ効果、というストーリーを使うものが多く、もっと他にないものかと、少々見飽きてきた気もします。ということで、★3つ。