オムニバス

パルプ・フィクション(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [DVD]
(映画の感想160) パルプ・フィクション ★★★☆☆
『強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく…。』というストーリー。
Q・タランティーノによる異色のバイオレンス・アクション。コメディータッチでありながら、ギャングものでハラハラする展開もあり、かと言ってそこまで深刻ではなく、と言った独特な感じを持つ映画。あまり自分の感性に合った作品ではありませんでしたが、そこそこ面白く楽しめました。特に登場人物たちのセリフ回しが洒落ててとても印象的でした。時間軸が、過去から未来ではなく、ある程度バラバラになっていますので、観ながら時間構成を組み立てていく必要があり、オムニバス的な印象を受けました。メメントノーカントリーのような、これまでに観たことのない種類の映画という感じで、斬新な感じを受けました。★は3つぐらい。