有栖川・火村の短編

英国庭園の謎 (講談社文庫)
(小説の感想33) 英国庭園の謎 ★★★☆☆
『資産家の人知れぬ楽しみが、取り返しのつかない悲劇を招く表題作。日本中に大パニックを起こそうとする“怪物”「ジャバウォッキー」。巧妙に偽造された遺書の、アッと驚く唯一の瑕疵(かし)を描いた「完璧な遺書」──おなじみ有栖川・火村の絶妙コンビが活躍する傑作ミステリ全6篇。待望の〈国名シリーズ〉第4弾』
短編ものはあまり記憶に残らないのですが、最後の英国庭園の話は、長編ものに成り損ねた短編作品という感じでしょうか。今後、この有栖川と火村のコンビが実写化されるそうですね。ということで、★は3つ。