まじめ

舟を編む 通常版 [DVD]
(映画の感想179) 舟を編む ★★★★☆
『玄武書房に勤務する馬締光也は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢に一目ぼれし…。』
辞書を作るという、ちょっとマニアックなテーマだが、俳優陣の素晴らしさもあり、とても印象深い映画でした。主人公の馬締君は、高機能自閉症アスペルガー症候群のような性格であり、他人とコミュニケーションを上手く取ることができない。その彼が、それでも辞書作りにのめり込んで、必死に完成まで持って行こうとする姿勢に心打たれます。★4つ。