予想外のQ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.(初回限定版)(オリジナル・サウンドトラック付き) [DVD]
(映画の感想71) ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q ★★★☆☆
長きにわたり人気を維持し、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を映画化した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの第3弾。第2弾の『破』が非常に良い出来でしたので、普段はジブリ以外、普段映画館でアニメは観に行きませんが、この『Q』は観に行くことにしました。
『原作の破から14年後、初号機パイロットの碇シンジは、周りの親しかった人々、そして世界が大きく様変わりしていることに困惑し、狼狽し、失意に沈む。そこへ物語の鍵を握る渚カヲルが現れるが…』というストーリー。
色んなところで書かれている通り、観た直後の感想は、映像美に関しては素晴らしいの一言。兵器の動きなど、物の動的な表現がとても繊細で緻密で、たった数分の映像でも裏付けの数学的計算でもって表現しているだろうところは、とてもすごいと思いました。ストーリーに関しては訳が分からんの一言。まあもともとテレビ版でもそういう趣旨のアニメでしたが。オタク達の解釈、後から発売される本など、様々な情報で『補完』され、ようやく理解できるストーリーが出来上がるというのは変わっていないのでしょう。う〜む、点数が付けづらい。観に行って損した気分にはなりませんでしたが、訳わからな過ぎたということと、この次の完結編への期待も込めて、★3個。