自分が正しいと思った事に挑む

マネーボール [DVD]
(映画の感想77) マネーボール ★★★★☆
ネット評判が良かったので、観ようと思った映画です。
『選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーンは、ある時、イエール大学経済学部卒のピーターと出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に、貧乏球団が勝つための突破口を見出し、周囲の反対を押し切って、後に“マネーボール理論”と呼ばれる戦略を実践していく。』というストーリー。
周囲の猛反発を受けながら、それでも自分が正しいと思ったことに自信を持って立ち向かっていく姿はとても感動的でした。アメリカは、僕のイメージでは、革新的なアイデアを比較的好む土壌があると思うし、先駆者を貴ぶ精神があると思いますが、それでも、保守的な旧態依然とした体質の分野で、新しいアイデアを導入しようとすることがいかに大変なことか、ということを身に染みて感じました。アメリカでもこうなんだから日本ならば…。途中で叩き潰されるでしょうね。やれやれ。
ブラッド・ピットの演技も素晴らしいものでした。もはやかっこいいだけではありませんね。後味も良かった感動作だったので、★4つ。