タイトルがGood

聖女の救済 (文春文庫)
(小説の感想3) 聖女の救済 ★★★★☆
東野圭吾推理小説ガリレオシリーズ第5弾。東野圭吾はとても好きな推理小説家ですが、特にガリレオシリーズは欠かさず読んでます。中でも、「容疑者Xの献身」はとても良かった。本作もガリレオシリーズということで読みました。
『資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。迷走する操作の最中、草薙刑事が美貌の妻に惹かれている事を察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…』というストーリー。
素晴らしい。しっかりとしたトリックとその謎解き、付随する犯人の心理状況が、僕自身は他に例を見たことがなかったので、とても楽しめました。ただし、容疑者Xの献身の方がさらに良かったので、★は1つ減らして、★4つ。