実話の脱出劇

アルゴ [DVD]
(映画の感想84) アルゴ ★★★☆☆
第85回アカデミー賞作品賞受賞作品ということで興味を惹かれ観ました。CIAが最高機密情報として封印していた衝撃の実話に基づくサスペンスらしいですね。
『1979年11月4日、テヘランイラン革命が激しさを募らせ、過激派グループがアメリカ大使館を占拠して人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。CIAエージェントのトニー・メンデスは、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断し、救出する作戦を立案するが…。』というストーリー。
まあまあでした。映画の内容によると、登場人物の風貌は、史実の人間とかなり似せて作ったのでしょう。しかし、話自体は、聞くところによると、結構盛っているらしく、史実に合わせたというわけではないようです。その割には、ハラハラドキドキ感が抑えられていたような気がしました。フィクションを加えるならば、もう少し見せ場を作っても良かったかもしれません。主人公の過去や、6名の人間関係にももう少し深く掘ってみても良かったかもしれません。ということで、★3つ。