ガリレオと少年

真夏の方程式 (文春文庫)
(小説の感想6) 真夏の方程式 ★☆☆☆☆
東野圭吾推理小説ガリレオシリーズ第6弾。文庫で新刊が出ていましたので、すかさず買ってしまいました。映画化もされるようですね。
『夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは。』というストーリー。
うーむ、これはダメでした。詳しく書くとネタバレになってしまうので書けませんが、基本的に、犯罪に対する基本的姿勢が、僕とは合いませんでした。ガリレオは一体何のために真相を明らかにしたのかと疑問に思いました。また、被害者もちょっとかわいそうでしたね。ということで、ストーリーは悪くはないのですが、主題が僕には合いませんでした。★1つ。