目覚め

レナードの朝 [DVD]
(映画の感想106) レナードの朝 ★★★★☆
オリヴァー・サックスの実話を基に、治療不能の難病に挑む医師の奮闘を、一人の重症患者との交流を軸に描いた感動のヒューマン・ドラマ。30年間昏睡状態だった男レナードが、奇跡的に意識を回復した。セイヤー博士の治療が功を奏したのだ。博士はその治療を、他の患者にも適用してめざましい効果をあげるが…。』というストーリー。
実話がベースのようです。1920年代中期にかけて全世界で嗜眠性脳炎という病気が大流行したそうで、一度罹患すると意識や自覚はあってもまるで人形のように動かない状態になって、回復することなくそのまま一生を終えるという恐ろしい病だそうです。映画を観ていて、「アルジャーノンに花束を」を思い出しました(実際、ストーリーにかなり類似性を感じました)。ストーリーの構成としては、「アルジャーノンに花束を」の方が優れているかなと思いました。あと、ロビン・ウイリアムズは、先生役が本当にはまり役ですね。グッドウィルハンティングしかり、パッチ・アダムスしかり。ということで、良かったんですが、★は4つ。