アザーズの正体は何か

アザーズ [DVD]
(映画の感想125) アザーズ ★★☆☆☆
『1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、チャネル諸島ジャージー島。グレースは、この島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。夫は戦地に向かったまま未だ戻らず、今までいた使用人たちもつい最近突然いなくなってしまった。屋敷は光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。使用人の募集をしていたグレースはさっそく彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める…。』というストーリー。
シックスセンスのように、いわゆるどんでん返しを意識して作られたかのように思えました。シックスセンスは、ある種異様な設定の中、主人公たちがその設定にはまりながら(一定の落ち着きを経て)、あのラストを迎えたため、非常に完成されたストーリーになっています。しかし本作は、終始、違和感が続き、落ち着く機会がないため、何かどんでん返しがあるんだろうな、と思ってしまいます。ラストのオチも、まあそうだろうなという展開なため、どうしてもイマイチな後味でした。ということで、★2つ。