宇宙世紀100年

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 1 [Blu-ray]
(映画の感想142) 機動戦士ガンダムUC(1)〜(7) ★★★★★
『地球連邦、アナハイムエレクトロニクス社をも陰で操るといわれるビスト財団は、新世界の構築を目指し、ネオ・ジオンの残党「袖付き」にある機密を渡そうとする。それは、宇宙世紀の成り立ちに大きく関わるという最重要機密「ラプラスの箱」の開放を意味していた。ビスト財団と「袖付き」の取引場所となる工業コロニー、インダストリアル7。ここで暮らしていた学生のバナージ・リンクスは、コロニー内の無重力空間を落下していた少女を発見、救出する。「戦争を止めたい」と語るその少女=オードリー・バーンに突き動かされたバナージは、「ラプラスの箱」を巡る争乱へと足を踏み入れていく…。』というストーリー。
1年戦争から始まって、Z、ZZ、ニュー、と続く、ガンダムのメインストーリーの総清算的な記念碑的作品。宇宙世紀への移行の原点から、ニューガンダムのその後を描いて、宇宙移民の意義を問うダイナミックなストーリー。また、登場するモビルスーツ群も、原点ものに近い機種ばかりで、30代40代泣かせ。極めつけは、アムロはさすがに登場しないものの、シャアの顔と声を持つ、謎の存在、フル・フロンタルだろう。というように、原点好きなファンにはたまらない作品。ということで、★は5つ!