何回ループしたんだろうか

(映画の感想143)　オール・ユー・ニード・イズ・キル　★★★★☆
『近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキと出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ…。』というストーリー。
構成と結論は違うらしいですが、日本のライトノベルが原作になったようです。ループものの極みという感じがしました。一体何回ループしたんでしょうか（笑）。ループものは基本的に、同じ時空間を、記憶･経験値の積み上げをしながら進んでいくという現象ですが、その積み上げを大いに活かした感じでした。脚本もよく練られているように思われ、展開に引き付けられて、鑑賞時間が短く感じられる作品でした。という事で、★は4つ。