完全犯罪防止システム

マイノリティ・リポート 特別編 [DVD]
(映画の感想150) マイノリティーレポート ★★★★☆ 
『西暦2054年。政府は、未来に起こる犯罪を事前に察知し、事件が実際に起きる前に犯人となる人物を捕まえてしまうという画期的な方法を採用し、大きな成果をあげていた。ジョン・アンダートンはその犯罪予防局のチーフとして活躍していたが、ある日、ジョンは自分が見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが…。』というストーリー。
未来に起こる犯罪が事前に予知できるという、タイムマシン的な香りもする超SF的設定でありながら、それを実現しているのが予知能力者による予知夢であるという設定が、サイコっぽくていいですね。で、自らがその犯人になってしまうという魅力的なイントロで、その後の展開もとても面白く観れました。後半のオチの部分も、どんでん返しという程ではないですが、とても良いと思います。ということで、★4つ。