博士(博士後期課程)定員の減少

5号館のつぶやきさんの8月30日のエントリーや、新・ポスドクのひとりごとさんの8月31日のエントリーなどより


簡単に書きますが、
国立大学の博士課程定員が、51年ぶりに定員減になったそうです。やっと、というか、ついに、という感じです。博士課程への進学を避ける学生が増えたということでしょう。
政府などが博士に対して「将来性のある展望」を持たせることができなければ、今後、益々拡大するでしょう。たぶん、しばらくは無理だと思っているので、今後どんどん減っていくでしょう。以前にも書きましたが、無給労働力の学生が減少して、その学生を欲するような若手研究員ばっかり増えて、実験系生物学が果たして維持されるでしょうか。
ちなみに減ることには僕は大賛成です。5号館のつぶやきさんがおっしゃるとおりだし、その他いろんなところで言われているとおり、需要がないなら供給を減らすのは当然で、それが自然の姿なのだと思います。