博士課程の就職活動

(12) キャリア開発セミナー その2

昨日のつづき。 次は企業研究者である、積水インテグレーテッドリサーチの山本さんの話。こちらはまあまあ面白い話だった。 積水化学がなぜビッグになったか、今何をやっているかといったところの宣伝 めんどくさいので書きません。 企業で働く研究者の役割…

(12) キャリア開発セミナー その1

昨日、研究所内で開催された「第1回キャリア開発セミナー」というものに参加してきた。研究所が主催する、研究所で働く研究者・技術者などの方に対する、キャリアパスについて考えるセミナーだ。「開発」という言葉が付いているが、別に今のところ、何かをし…

ページビューが

ここ最近、ページビューがかなり増えた。「博士の生き方」の管理人トリムさんに、リンクを貼っていただいて以来、そのHPから飛んでこられる方が多い。やはり「博士課程で将来どうしよう」という方が相当に多いのだと思う。僕は今は「博士で就職したら、会社…

 内定者のつどい

約2週間後の内定者のつどいに呼ばれている。参加連絡票を提出して、参加の有無を知らせることに。その中に、プロフィールシートなるものがあって、要するに名簿用の自己紹介シートだが、それを書かなきゃいけない。結構、一杯書くところがあって、何書こうか…

(11) 相談した相手、参考にしたサイト・団体など (6/24追加)

まず、人との関わりは非常に大事だと思う。これは就活に限った話では当然ないし、あらためて言うことでもないが、活動を通して特にそう思った。自分の中では必死に探しているつもりでも、実は「視野の外にあるもの」は結構多い気がする。そうしたものが、人…

雑記、トラックバック

僕のブログの内容を取り上げて頂いたいくつかのブログを知りました。ありがとうございます。自分の書いていることが、どこかで誰かの役に立つと思えば、それはとてもありがたいことです。 1つだけ補足したいのは、就活に答えはないとよく言われる通り、僕の…

(10) 面接について

最初に、あくまで自分の体験による経験談であるから、人それぞれのやり方・考え方があると思うし、企業によっても大きく変わるので、何が良いとか悪いとかは基本的にはわからない。ただ、博士課程在籍者の就職活動としての体験談は非常に稀で、自分も他人の…

(9) 就職という概念が頭の中にあるかどうか

とにかくSさんにはお世話になった。就職活動を始める際の最初の一歩に重要だった。研究を続けるか否か、就職活動というものはどんなものか、周りを見渡せど、誰もそんな人いない。先輩にも後輩にも。修士で就活した人もいない。どんな感じなのかさっぱりわか…

(8) 自己PRについて

まず、自己PRに限ったことではないが、相手に何を伝えたいのかということをしっかり考えてから話すということを心がけた。また、話す内容を文章にして、骨格を吟味するようにした。自己表現の論理的な組み立ては超重要である。自分はどういう人間で何が好き…

(7) 内定者の集い

内定を頂いている会社から、内定者の集いなるもののお誘いを受けた。ちょっと緊張…。まだ先だけど。そういや、内定者って、当然、修士や学部生が来るんだよなと、当たり前のことを思う。そういや、俺って、もう27歳なんだって。学部生から見た27ってどんなの…

(6) TOEIC (5/15追加)

今日、TOEICを受けに大学へ行ってたが、疲れました。。。 21世紀COEプログラムによる、大学院の英会話授業を受けるためには、毎年のTOEICテストを受けねばならぬもよう。国のお金を使った成果報告と、レベルによるクラス分けがその理由とか。英語ちゅーやつ…

(5) 性格の二面性と、チャンスの不等分配

グズをなおせば人生はうまくいく 斉藤茂太 結構、自分はグズだなと思うことが多い。ので、「グズをなおせば人生はうまくいく」という本を読んだ。3/28の日記参照。グズってあまり最近は使わないけど、本によると、「動作がのろい」「手際、要領が悪い」「な…

(4) 博士課程の悪循環

『柳田充弘の休憩時間』をいつも楽しく読ませて頂いている。僕のブログの存在をおそらくご存じないだろうけれども、いつもありがとうございます。 さて、4/17分の内容は『博士号取得者の資格』ということについて。また、『大隅典子の仙台通信』でも、同様の…

(3)  とりあえず博士課程に行くってどういうことか

「とりあえず博士課程に行く」という方、意外と多いんじゃないだろうか。博士課程に行くことが一体どういうことなのか、はっきり考えてから決めた方がよいと思う。これは過去の自分に言いたいことである。自分が将来目指している職業に博士の学位は必要なの…

先輩に会う

まず、来年の4月から会社勤めになるわけだが、それまでの1年間、何とか学位取得を目指して頑張ろうと思い、研究を再開することにした。どうやら、運命がレモンをくれたようだ。それを使って、レモネードを作ってみたいと思う。 今日は、シンポジウムの関係も…

(2) 癒しと自己啓発の本 参考にした書籍など

就活時に斉藤茂太という人を知った。この斉藤茂太という人、実は斉藤茂吉の息子さんである。代表作「赤光」の有名な詩人だ。斉藤茂吉はどうやら医者でもあったようだ。その息子、斉藤茂太も病院を継いで精神科医である。その彼がたくさんの本を出している。…

(1) 自分の経歴を語る難しさ

早速だが、1つ強烈に思ったことは、自分の経歴を語る難しさである。 〜なぜこの業界か? なぜわが社か?〜 といった類の志望動機を当然考えるわけだが、博士課程の人はさらに、 〜なぜ博士課程に進んで、今わが社を志望しているのか?〜 という問題が圧し掛…

なんとか内定を取れた。。。

やっと取れた。長かった。5ヶ月ぐらいか。先々週1社から内定をいただくことができた。ただ、先週の真ん中ぐらいに、より希望度が高い別の会社の最終面接があったので、周りの人には伝えず、気分を保ったまま受けた。その会社からも内定をいただくことができ…

博士の就職問題に関するページなどをリンク

あらためて語ることでもないかもしれないが、以前自分が見たページなどをリンク。その時思ったことを書いておこうと思った。 オーバードクター就職支援に関するご意見集 余剰博士の就職について 末は博士かホームレスか「博士の生き方」HPはいつも非常に参考…

 人は見た目が9割

人は見た目が9割 竹内一郎 「ルックスにしっかり気を付けて生活しなさい」という本かなと思い、啓発してもらおうと思って読んだのだが、中身はいまいちそういう感じではなかった。どちらかというと、「こういう表現は、こう受け取られやすい」という事例を特…

大学指定の履歴書

今日は大学へ証明書類を申請に行ってきた。明日も受け取りに行かなくてはならない。郵送してもらえばいいやんと思われるかもしれないが、郵送にすると、約1週間かかると言うのだ。やれやれだ。書類発行ぐらいでなぜ1週間もかかるのか。明後日に必要なので、…

慣れてきたのだろうか

「慣れてきたんじゃない?」と、何人かの人に言われる。 たしかにそういう一面もあるかもしれない。面接をこなす度に、「こう言った方がいい」とか、「こういう言い方はまずい」とかいう言い方がわかってくる。集団面接などを受けていても思うが、「こ、こい…

東京での三連泊

7日、8日、9日と東京に宿泊して、説明会やら面接やらに赴く。今噂の東横インに泊まった。9日には、なんと、宇宙飛行士の毛利衛さんに面接してもらった。なかなかそんな体験はできないだろうなと自分でも思った。毛利衛さんが「○○君」と呼び、その前でプレゼ…

なぜ博士課程まで行ったのか、に答える

高年齢という当然の理由以外に、なぜ博士課程の就職が厳しいのかということを一言で言えば、「修士で就職せず博士まで進んだのになぜ今更道を変えるのか」ということに答えることが難しいからである。「アカポスは困難であるから」だという理由は理由にはな…

東京へ

東京はいいなと思う。やっぱりあらゆることにおいて最も機会を与えられる土地だろう。明日のAM社に向けて東京へ。交通費は出るので心配なし。

雑記 関東・関西以外に住んでいる人は大変だ

新大阪に行き、KO社の適性検査に臨んだ。適性検査というから、性格判断だけかと思ったら、言語と計算も付いてきた!筆記試験はいくつか受けたが、どうも苦手だ。時間配分が難しい。焦る。じっくりと問題を解くことに慣れ親しんだせいか。 その後、家で企業検…

大学時代の思い出が甦る

エントリーシートを書いていると、「あなたが最も頑張ったことはなんですか」的な質問に答えるため、色々な過去のことを思い出す。4年間ほど研究生活だったので、その中で頑張ったことが思い出しやすいし、まとめ易い。しかし、それで書き足らない場合、もっ…

情けない話だが

何だが暗い話ばかりだが、どうしても情緒不安定になる。それも些細なことで。サイン・コサインの波のグラフのように、上がったり下がったり。1,2日おきぐらいかな。本当にまずいと感じる。バイトやスポーツなど、何か定期的イベントを真剣に探そう。

企業ブランド志向(いや嗜好?)

馬鹿だなと思いつつ、何度も頭を過ぎるのがこのブランド志向だ。最も大きいのは「普通の就職、学部か修士で新卒として卒業し、企業に直接的な学部・分野(例えば工学部や農学部、薬学部)出身だったなら、学歴も強いし推薦もあるし、有名企業にあっさり行け…

今はやりのグループディスカッション 

先日、外資系企業の企業説明会+筆記試験+グループディスカッション+適性検査に行ってきた。まだ少ししか行ってないので、全体的な傾向はわかるわけもなく、そう思った程度のことなのだが、説明会の内容は外資系の方が良いなと思った。少なくとも、「とり…